ママ友って、作ったほうがいいですか?

こんにちは。
ママ友トラブルアドバイザーのなかさとです。

保護者会の時期ですね・・・年度初めの保護者会は、慣れないママ達とのご対面や役員選出の機会があったりして、ちょっぴり憂鬱だったりしますよね。
この時期、私はいろいろな方からこんなご質問を受けます。

「ママ友って、作ったほうがいいですか?」

「ママ友」というキーワードは情報化社会にあふれています。このブログしかり。ポジティブなこともネガティブなことも、目にする機会が多いですよね。皆さんそれぞれがそれらの情報を得て「ママ友を作るべきか否か」を悩まれてしまうわけです。

そんな時、私はこうお答えしています。

「いてもいなくても、たいした問題じゃないです。どちらでもいいのではないですか?」

まず、少し残念なお話をしてしまうと、お子さまの幼稚園や小学校には、ヘンテコなママ達が少なからずともいます。ですから、過剰に期待するとガッカリしてしまうこともしばしば。とはいえ、ヘンテコなママというのはごくごく一部で、大多数のママは漠然と「ママ友とはこういうもの」とその時期を(いろいろなアップダウンはあるにせよ)何となく過ごしています。ママ友トラブルで悩まれ、私のところへ問い合わせをくださるママ達は、その「ほんの一部のヘンテコママ」の被害にたまたま遭ってしまった(私はよく「当て逃げされてしまっただけです」とお話するのですが)だけなのだと感じています。私も「ママ友社会」なんて仰々しく書いていますけれど、よくよくみると”ごくごく普通のお母さん達の集まり”でもあるわけです。

ちょっと話が反れてしまいましたが、ママ友作りの話に戻します。

そもそも、皆さんにとってお子さまの「幼稚園」「保育園」そして「小学校」や「中学校」はどんな存在ですか?お子さまが入園、入学、進学する時には、何が一番不安ですか?

ここで「ママ友とのお付き合いが不安」「ママ友を作らなきゃ」「ママ友なんて不必要」などと考えてはいけません。もちろん、内心はそう思われてしまうのも仕方ないとは思いますが。

幼稚園や保育園は”子どもの学びや保育の場”、小学校や中学校はそこに”教育や人格形成”などが加わってくる・・・こんな場所ですよね。

それだけで、いいのです。それ以外のことは、(可能な限り)考えてはいけません!

まずは、お子さまが安定して通園・通学できること、自宅以外の場所で居場所や楽しみを見つけられること、そしていずれ社会へ出ていく時のために知識を積み重ねていけること。
それだけで、もう十分だと思いませんか?「それだけ」と申しましたが、実はとても大切で大変なことです。”子どもが、朝いつもの時間に家を出て、いつもの時間に無事で帰ってくる”。サラッとお伝えしましたが、ここに全力で向き合うと、実はママ友うんぬんなどと言っていられないくらい忙しくなります。ママ友なんて、気にならなくなります。

じゃあ、現在ママ友ライフを充実させているママ達が子育てをおろそかにしているかというと、これは違うんですね。星の数ほどいるママ達の中で、運よく波長の合うママと出逢うことができたラッキーママだと思っています。一生懸命子育てをしていたら、おまけで気が合うママ友までできちゃった!といった感じでしょうか。それでも今後油断は大敵です。そこがママ友の怖いところでもあるのですが・・・

何度もお伝えします。「ママ友は、いてもいなくてもどちらでもいいのです」まずはお子さまに120%全力投球してみてください。今、ママ友トラブルで悩まれている方にも同じことが言えます。究極、自分の家族さえ幸せなら、それでいいと思いませんか?その後で、気が合うママがいたらラッキー、いなくてもただこの場所に「縁」が無かっただけです。これは、ご自身の「性格」とか「魅力」には全く関係がありません。きっと、他の場所には素敵な「縁」がたくさん転がっているはずですよ。

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