習い事はママ友にはお口チャック

こんにちは。
ママ友トラブルアドバイザーのなかさとです。

卒業シーズンですね・・・羽織袴の大学生やコサージュを付けたママに手を引かれるお子さまなどを拝見すると、我が子の卒園やら卒業を思い出したり想像したりで胸が熱くなります。(悲しいことに、自分の卒業はあまりに遠い昔過ぎて思い出すことがほぼ不可能です(泣))

今年度、お子さまがご卒園・ご卒業される皆さま。本当におめでとうございます。
お子さまだけでなく、そばで温かくサポートされていらしたママ達にも「おめでとうございます。お疲れさまでした」とお伝えしたいです。

さて、新年度に入るにあたり新しい習い事を始めるお子さまも多いのではないかと思います。進学塾などでは「新○年生」などといって、既にスタートされているかもしれませんね。
今日は少し、この習い事に関してお話したいと思います。

今、実に様々な塾、習い事、お稽古ごとがありますよね。サッカーや水泳、バレエにそろばんに算数塾など・・・身体から脳までフル稼働で、お子さま達は頑張っていらっしゃると思います。

どんな習い事でも、ひとつ共通していえることがあります。それは

お友達と一緒に始めるのを、できれば避けてください!

ということです。

何か新しい習い事を始めたい時は、ちょっと心細くて「誰かお友達を体験に誘ってみようかな」という気持ちになりますね。一緒に通うことになれば、子ども達は楽しいだろうし自分も心強い。
お気持ちはよく分かるのですが、後から「やめておけばよかった」という事例をいくつも知っています。

お子さま同士は、ライバルなのです

学習塾は、ある程度の学年になると成績順でクラスが分かれます。首都圏で大手塾では、何と席順まで成績順だというではありませんか。(自称「ガラスのハート」の持ち主の私は、即日不登校になると思います)
学習塾だけではありません。スポーツにせよ情操教育にせよ、大小あれど順位はついてまわるものです。子ども同士が切磋琢磨し合って競争することは決して悪くありませんが、母親同士が平常心を保ってにこやかにできると思いますか?

・進学塾でのクラス分けテストで、お友達がひとつ上のクラスに入った。
・野球の試合で、お友達が上級生に混じってレギュラーの座を獲得した。
・絵画教室で、お友達の絵が金賞を取った。
・ピアノの発表会で、お友達が大トリをつとめた。

客観的にみれば、お子さまの成長過程のほんのひと時の出来事なのですが、母親はとにかく焦ります。「どうして、うちの子ではなくあの子なのか」と憤ります。昨日まで仲良くしていたママ友の笑顔が「余裕の笑みで私を見下していたのか」と映り始めます。
もうこうなってしまうと、負のスパイラルに巻き込まれてしまい正常な判断ができなくなってしまうのです。

これは、決して特別なことではありません。母親であれば、誰しもがこのスパイラルにはまる可能性はありますし、ここまで極端ではないにしろ、同じような気持ちになられたことがあるかもしれません。ごくごく普通の感情です。
(実は私も仲良しママに誘われて、子どもが0歳の時にベビースイミングに入会したのですが、我が子は水を見るだけで泣き叫び、ママ友親子はリラックスしながら水遊びを楽しむ姿を見て、あまりの情けなさに2ヶ月もしないうちに退会したという苦い思い出があります・・・)

このような理由から、お友達との習い事はできれば避けたほうが無難なのです。もちろん楽しいこともたくさんあるとは思います。ですが「何があっても他所の子は他所の子、我が子は我が子」と分けて考えられる自信がなければ、立ち止まって「本当に一緒に始める必要があるのか」をもう一度考えられてみてください。
また、習い事を始める時に周りのお友達へ「○○を始めるんだ」と公言しないほうが懸命です。「へぇ~、楽しそうだね。うちも一緒に行っていい?」となる可能性があるからです。始める時はひっそりと・・・大丈夫です、新しい環境でも子ども達って、あっという間にお友達を作ってくるものですよ。

それから(おそらくママの意向で)5こも6こも習い事をしているお友達がいると、焦ってしまって「我が子にも、あれもこれも・・・」と心配になってしまうことがあります。
でもやっぱり「我が子は我が子」マイペースでいきませんか?どんなに頑張っても、できることとできないことがあります。今、できることを親子で力を合わせて精一杯頑張る。これが大切な気がします。

0歳の時、あんなに水が嫌いだった我が子は、自分の意思でプールに通い始めて今ではとびうおのように綺麗に泳いでいますよ。

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