未就園児ママのお宅訪問トラブル

こんにちは。
ママ友トラブルアドバイザーのなかさとです。

「ママ友の子どもに、新築の畳の上にうんちをこぼされました。畳を新しく取り替えたいのですが、お金を請求してもいいと思いますか?」というご質問をいただきました。
”うんちをこぼす”・・・そう、赤ちゃんママからのご相談です。おむつ替えの際に、失敗されてしまったのですね。おむつ替えシートは持っていなかったのでしょうか(泣)

ママ友トラブルというと、保育園や幼稚園、小学校低学年のママ達が中心というイメージが強いのですが、実は様々な年代のお子さまを持つママがいます。中学生ママも珍しくありませんし、実は未就園児のママもとても多い。未就園児のママ友トラブルは、その内容も多種多様で、時には「そんなことがあったんですね!」と驚くこともしばしばあります。
そんな中で、この「自宅を汚されてしまうトラブル」は定番中の定番です。さすがに「うんちをこぼされる」というのはまれですが(おしっこは、時々ありますね)、まだまだ動き回る小さな子どもを持つママたちは、レストランなど外出先で過ごすことがなかなか難しく、児童館は「密」だと避ける傾向にある今、お互いの自宅を行き来する機会が増えたために、このようなマナーに関するトラブルは増加傾向にあるわけです。

未就園児ママに限らず、ママ友の自宅にお呼ばれされた場合に心掛けていただきたいことがあります。それは

訪問前の状態に、できるだけ近づけてから帰宅する

ということです。

まず、子育てで忙しいママ友が自宅に招き入れてくれるだけでも実は一苦労。事前に掃除をしたりお菓子を準備してくれたり・・・そこに「遊んだオモチャが散らかり放題」「そこらじゅうにお菓子のくずが落ちている状態」だとしたら、どうでしょう?子ども達だけで片づけられる年齢に達していない場合は、できれば母親が代わりにオモチャを片付けましょう。(ただし、適当にボンボン片づけてはいけません。オモチャを片付けるルールがある場合も多いので、さりげなくお相手ママに確認してみてください)
食べたお菓子も同様です。目に見える空袋や空箱はゴミ箱へ捨てて、食べた後のくずなどが飛び散っている場合は、ティッシュで集めて残さないようにする。ご自身が食べたお菓子も同様です。(たまにキッチンに入ってコップやお皿を洗うママがいますが、他人がキッチンに入ることを好まない方もいますから、そこまでする必要はありません。でも、お皿やコップを机の隅にまとめるなどの配慮はあっていいと思います)とにかく、自分たちが帰宅した後にママ友がいかに動かずに済むかを考えることが大切です。ケースバイケースとはなってしまいますが、ご自身が逆の立場になってみれば「帰宅する前に、やっておいたほうがいいかな」と思うことが、いくつか出てくるはずです。
そこで、ぜひ持参したいのが「ノンアルコールタイプの除菌シートやウェットティッシュ」です。ごはんをこぼしてしまった後、お菓子の食べかす、そしておむつ替えの後にさっとふくことができますね。まだオモチャを舐めてしまうような小さな赤ちゃんの場合は、帰宅前に借りたオモチャをきちんと拭いてくることで、お相手ママの労力を減らすことも期待できます。
もちろん、どのように駆使しても「訪問前の状態」に戻すことは不可能です。ですが、散らかり放題のまま何もせず帰宅するより、”母親が積極的に後片付けに参加している”という姿勢が、お相手ママからの信頼感を得る、しいては今後の良好なお付き合いに繋がることもあるのです。

そして先ほどのうんち問題ですが、ママ友宅の畳の上で直接おむつ替えをするのは新築か否かは関係なく、言語道断。荷物がかさばるのは重々承知なのですが、防水性のあるおむつ替えシートは必ず(必ずですよ!)持参しましょう。おむつ替えの失敗は、突然やってきます。そして、部屋の真ん中で堂々と替えるママがいますが、それも避けましょう。板の間がある廊下や、何かあった時のためにトイレの近くでそっと行いたいですね。(部屋にいる時に、ママ友が「ここでやっていいよ」と言ってくれても・・・です)
そして、逆に招き入れたママ友がリビングの真ん中でシートもせず平気な顔でおむつ替えをしようとしている場合はどうしたらよいか。これは実際私がやっていた方法ですが、45リットルのゴミ袋を「この袋におむつを入れてくれたら、こちらで処分するよ」と言いながら渡して、それを広げた上でおむつ替えをしてもらっていました。おむつ1つに対して45リットルのゴミ袋1枚は少々不経済ではありますが、背に腹は代えられません。ちなみに、スーパーのレジ袋では、おしっこを派手に外された経験がありますので、あまりおススメできません(泣)

新米ママさんは、初めての子育てで分からないことだらけ。だからこそ、同じような状況のママ友は心強い戦友です。この先、良いお付き合いを長く続けていくためにも、常にマナーを心がけたいですね。

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