同じ塾でのママ友トラブル

こんにちは。
ママ友トラブルアドバイザーのなかさとです。

朝晩、だいぶ涼しくなってきましたね。
味覚の秋・・・私、ステイホームで3キロ近く体重が増えてしまいました(泣)このうえ美味しい食べ物がたくさんある秋の到来です。。。
冬になる前に、自分が雪だるまになってしまいそうで怖いなぁ。

「わが子が同じクラスのお友達と塾へ行っているのですが、なぜかお相手ママに避けられているようです」

6年生の女の子を持つママさんから、こんな相談をお受けしました。春の休校騒ぎで意識が薄れていましたが、秋の訪れと冬の到来・・・そうです、本格的に受験の時期がやってくるのですね。
毎年夏の終わり頃から、6年生のお子さまをお持ちのママ達からご連絡いただくことが増えてきます。『子ども達が同じ塾へ通うママ友トラブル』は、いわゆる”あるある”なのですが、とてもデリケートな内容ですから、私もいつも以上に慎重に事を進めています。

同じ塾へ通ってると、情報が筒抜けになることがあります。塾内での成績は、クラス分けはもちろんのこと塾によっては席順も成績で決まるらしく、まだ小さな小学生が切磋琢磨している姿を想像すると胸が熱くなります。
お子さま同士でも、小学校では会話に出ない「偏差値」や「志望校」などの話題に花が咲き、その情報をそのまま家庭に持ち込むことも珍しくありません。

低学年の頃は「お友達と一緒のほうが安心だから」という理由などで一緒に楽しく通わせていた塾も、中学年に差し掛かると先ほどお話した通りクラスが分かれてしまったり「偏差値」という目に見える数値に縛られることによって、母親たちにとっては塾は「勉強するために預ける場所」だけではなくなってきます。「同じ学年」「同じ性別」「同じ塾」・・・母親達の中にライバル心が芽生えても不思議ではありません。
そして、いつしかその対象が「子ども達」ではなく「自分と相手の母親」にすり替わってしまうんですね。

ママ達は、お子さまが「上のクラス」だろうが「下のクラス」だろうが、それぞれに違った気の使い方をしなくてはなりません。

「〇〇君、優秀で羨ましいわぁ。一番上のクラスに上がったんだって?それに比べて、うちの子なんて・・・」

「そんなことないのよ、たまたまテストの調子が良かっただけで。▲▲君は理科が得意なんでしょ?息子がいつも話してくれるのよ」

この会話の裏側に、それぞれのママ達がどのような感情を抱えているか。母親という立場でいらっしゃる皆さんなら、何となくご想像いただけると思います。

でも。
このママたちの「裏側」にあるドロドロした感情は、いたって普通だと思っています。ママってわが子が何でも一番!じゃないですか。そして親子って一心同体。だから、子どものことでも対抗心がメラメラと燃えてしまうわけです。「同じクラス」になった時には”上のクラスにあがるのはうちの子が先よ!”個別塾へ通ったり家庭教師をつけたりと、ママのほうが張り切ってしまうんです。

もし、同じ塾のママ友との間でギクシャクしてしまったら・・・答えはただ一つです。

『割り切りましょう』

どんなに話し合いをしても、気を使っても、こればかりはどうにもなりません。「母親とは、本来こういうもの」なのです。ある意味、母親として正しい姿なのかもしれません。悩んでも仕方ありませんから「このモヤモヤは、ママ友ではなくわが子の受験を乗り切るパワーに変える」とザックリ方向転換したほうが良いと思います。

座談会で時々お話することがあります。

塾は、できれば仲良しのお友達とは別のところへ行きましょう

お住まいの地域によっては塾の数に限りがあるので難しいかもしれませんが、通えそうな塾が複数ある場合は(もちろん、先生とお子さまとの相性などに問題がなければ)なるべくお友達がいない塾をおススメします。また、大手塾の場合はテストの成績とフルネームが全校舎の保護者を対象に冊子などで配布されてしまう場合がありますので要注意です。※掲載を断ることもできますので、事前に塾へ問い合わせをしてみてください
もちろん後からお友達が入ってくる場合もありますし、そもそも塾の数が少なくてお友達と一緒に通わざるをえない場合もあると思います。そのような時は、ママ同士の接触をなるべく避けましょう。送迎も、挨拶だけしたらササーっと済ませてすぐ退散する。保護者会など、塾以外の場所でママ友と会っても、基本的に塾の話題は出さない。万が一、偏差値や志望校のことを聞かれたら「塾と本人に任せている」の一点張りで通す。このようなことを心がけていただくだけで、だいぶ違うと思います。

ママ達のバトルはどこ吹く風。お子さま達の仲は、以前と何ら変わらないことが多いです。クラスはどうあれ、塾という場所でお互いの頑張りを認め合っているのでしょう。だからママ達も、ライバル心にはちょっぴり蓋をして、おいしい料理を作りながら遅くまで頑張っているお子さまを迎え入れていただきたいと思っています。

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