こんにちは。
ママ友トラブルアドバイザーのなかさとです。
ここ数日、肌寒い日が続いていますね。我が家では先週は冷房をつけていたのに、今日は片づけたヒーターを戻して使用しています。今の時期、コロナか否か判断する自信がないので風邪ひとつひけません(泣)皆さんも、寒暖の差にお気をつけくださいね。
コロナ禍でママ友トラブルを相談いただく件数もだいぶ減っていましたが、緊急事態宣言解除に伴い少しずつ戻りつつあります。その中でも顕著なのが専業主婦のママと働くママとのトラブルです。今までもトラブルが無かったわけではないのですが(それでも、お互いの存在を認めて「立場や環境の違い」ということで、皆さん解決の道を探られていました)今回のコロナ騒動は、それぞれの価値観の違いを浮き彫りにしてしまった形となりました。
「運動会も遠足も無くなり、子ども達可哀想・・・ぜったいに9月入学、進学がいいよね。今、学校が再開してコロナに感染するのも怖いし」
私を取材してくださったママさん編集者の方が、ZOOM越しに専業ママから届いたLINEの内容を見せてくれました。「なかさとさん、私このLINEを見たときに泣いちゃったんですよ」と。
どうして泣く?と思われた方も多いと思います。働くママは・・・ここ数か月、保育園や学童がお休みになり、不機嫌な上司の目を気にしながら有給を取ったり、罪悪感を感じつつも子守をDVDやYouTubeに頼りながらテレワークをしたり、感染を気にしながら使い捨て手袋をはめて電車に揺られて出社をしたり・・・とにかく必死に仕事と子育ての両立を図ってこられたんですね。まさに「自分自身の非常事態」だったわけです。もちろん、我が子の学校行事が無くなってしまうのは可哀想だし、幼稚園や学校でのコロナ感染は絶対避けたいと思いつつも、今の状態を9月まで保つことも・・・・到底できそうにありません。
「息子に申し訳なくて・・・専業主婦だったら、休校中にもっと勉強もみてあげられたと思うんです。6月になって学校が再開しても、学童という感染リスクがある場所へお世話にならなくてはいけません。自分が出勤して感染する危険もあります。専業主婦のママは外出自粛を続けようと思えば続けられるでしょうし、家庭での感染リスクも低い。「9月進学がいい!」とサラッと言えるのは、すごく羨ましい。私も、本来ならそう言ってあげたいけれど言えない自分が悲しい」
息子さんを常に優しく見守り、感染防止に全力を尽くしてくださる学童の先生たちに全信頼を寄せているからこそ6月からまたお世話になれるんですけれどね、と微笑みながらおっしゃっていましたが、伺っている私が泣きそうになってしまいました。
これは、専業ママが悪いわけではありません。専業ママは専業ママなりに、大変なことがあるはずです。9月入学・進学にはさまざまな意見がありますが、そのことによって学習の遅れが取り戻せたり年間行事が無事行われたりするのであれば、働くママだって「そうなれば、子ども達は幸せかな」なんて考えたりもするわけです。ですから、理想と現実の間に挟まれて辛くなってしまうんですね。
他にも、「パパがテレワークになって、家の中がぐちゃぐちゃ」と何気なくママ友に愚痴ったところ「うちの旦那なんて、テレワークにしてもらえずコロナ感染に怯えながら毎日電車通勤しているのに、いいご身分よね」と反感を買ってしまったり、定期的にお茶をしていたママ友から「緊急事態宣言が解除されたけど、しばらくの間は電車移動とか怖いからZOOMでお茶会しない?」と言われた働くママが「私は、その危険な電車で毎日通勤しているんですけど・・・」と嫌な気持ちになったり。今の時期はどんな発言で相手が不快な気持ちになるか分かりませんね。
もちろん、同じママ同士ですから不安や心配なことを共有することは大切だと思います。パパでは共感してもらえないことも、分かり合えるのがママ友ならではです。ただし、先ほどもお伝えしましたがネガティブな発言をする際は、ちょっとしたことで爆弾を落としてしまう可能性があります。ママ達の不安・・・例えば家族の健康(特にコロナ関連)、お子さんの学習の遅れや政治的なことなどは、あまり話題にしないほうが無難です。学習は”他のお家は、どうなんだろう”と気になってしまうかもしれませんが、お互い探り合ったところで気持ちが晴れるわけでもありませんしね。。。
また、専業ママと働くママもこの数か月で考え方に開きが出てしまったことは否めません。「どちらが良いか悪いか」ではなく、今後は今まで以上にお互いの状況を認め合い、この開きを少しずつでもいいので埋めていけるといいですよね。
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